ディープインパクト「巨星が最後に遺した不世出の名馬」 (全14話)

ディープインパクト「巨星が最後に遺した不世出の名馬」(全14話)

ディープインパクト

感動の名場面物語・最強ヒストリー

 

伝説の名馬がここによみがえる……

 

連綿とつながる日本競馬史のアルバムをひもとくと、一層厚いページが開く。
そこには、かつて一時代を築きいまや伝説となった数かずの名馬の激戦が記録されている。

 

“強さ”そのものを体現したかのような気高さを備えたむくな存在が、人々の心を打ち震わせ、それは大きなうねりとなった。

 

一人歩きする虚像に覆い隠された、伝説の名馬の実像に秘話で迫る。
闘争する魂は、子や孫へ世代を超えて脈々と受け継がれる・・・。

 

 


不世出の名馬「ディープインパクト」(全14話)記事一覧

第1話 ブーム

競馬人気の低迷が言われるようになって久しいが、2005、06年ごろ、瞬間風速的にプチ競馬ブームが訪れた。いや、プチ競馬ブームと呼ぶのは正確ではない。1頭のサラブレッドによって引き起こされたものなのだから、馬の名前を冠にすべきであろう。その名はディープインパクト。「史上最強」といわれたシンボリルドルフ...

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第2話 異質のアイドル

ディープインパクト ディープインパクトは、まるでアイドルのようにもてはやされた馬だったが、かつてのアイドルホースといえば、ハイセイコーやオグリキャップのように、「雑草」を連想させる背景を持っていたものだった。それに対し、ディープインパクトは時のチャンピオンサイアー・サンデーサイレンスの仔で、生産牧場も業界最大手の社台グ...

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第3話 目立たなかった牧場時代。しかし・・

ディープインパクト (2004年12月19日「2歳新馬」(阪神芝2000)武豊の予言どおり「ヤバいかも」と言いたくなるような衝撃のデビューだった)ディープインパクトの血統はサンデーサイレンス×ウインドインハーヘア(母の父アルザオ)というものである。全兄にスプリングステークス勝ち馬のブラックタイドがおり、血統的な期待が大...

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第4話 圧勝、また圧勝

名馬 (2005年3月6日「報知杯弥生賞(GII)」(中山芝2000)着差はわずかだったが、京成杯馬のアドマイヤジャパンを封じ込めた。これで3連勝。) 単勝1.1倍の断然人気に推されたデビュー戦では、そんな期待通り2着以下に4馬身差をつける圧勝であった。ディープインパクトがゴールを駆け抜けた瞬間、池江郎厩...

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第5話 まずは一冠

競馬,名馬, (2005年4月17日「皐月賞(GI)」(中山芝2000)岡部幸雄と同じく、人差し指を堂々と掲げるパフォーマンス。三冠の約束でもある。) 誰もがディープインパクトの勝利を確信していたらしい。最終的に1.3倍に落ち着いたものの、前々日の前売り時点では、単勝100円の元返しだったのである。 とはいえ、ス...

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第6話 またもや圧勝

競馬,名馬 (2005年5月29日「東京優駿(GI)」(東京芝2400)広くて長い東京の直線を思いっきり飛んだディープインパクト。さえぎるものは何もない。) 皐月賞後の勝利ジョッキーインタビューで、武豊はこう言った。 「それにしてもすごい反応でした。走っているというより、まるで飛んでいるような感じです」 相棒が...

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第7話 三冠へ

名馬,ディープインパクト (2005年9月25日「神戸新聞杯(GII)」(阪神芝2000)秋になっても力関係は変わらず。まったくの楽勝で連勝を伸ばす。) 無敗の二冠馬には、当然三冠の期待がかかる。ダービーの後、武豊自身が「三冠馬誕生の瞬間をみんな待っているでしょうし、何よりもボク自身が一番見たい」と発言したほどなのだ。 ダー...

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第8話 その瞬間

名馬,ディープインパクト (2005年10月23日「菊花賞(GI)」(京都芝3000)公約実現! 無敗の三冠を達成し、満足そうに3本指を突き出す武豊。) 2005年10月23日、京都競馬場。誰もがディープインパクトの三冠達成を期待する中、運命のゲートが開いた。注目の主役は、これまで後手を踏むことが多かったのだが、今回は珍しく...

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第9話 三冠の重み

 ディープインパクトの能力からすれば、三冠を制するのはある意味当たり前といわねばならない。しかし、その当たり前のことを当たり前に実現させるための過程で、関係者にとてつもない重圧がのしかかっていたことは想像に難くない。現に武豊も、レース後のジョッキーインタビューで「三冠の重圧は相当なものだったでしょう...

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第10話 まさか・・・

ディープインパクト (2005年12月25日「有馬記念(GI)」(中山芝2500)まさか……ハーツクライを捕らえきれず、デビュー以来初の黒星を喫した。) 菊花賞の後、ディープインパクトはジャパンカップをスルーして有馬記念に向かった。断然のファン投票1位(16万297票)に後押しされ、古馬との初対戦であるにもかかわらず、...

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第11話 仕切りなおし、そして・・・

ディープインパクト (2006年4月30日「天皇賞春(GI)」(京都芝3200)恐るべきロングスパート。2着リンカーンの横山典弘も「ツイてない」と嘆くしかなかった。) 有馬記念に敗れはしたが、1年を通してみれば、競馬の主役がディープインパクトであったことに疑問の余地はない。2005年度の年度代表馬および最優秀3歳牡馬に...

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第12話 夢から奈落へ

 2006年10月1日、ロンシャン競馬場。ヨーロッパ最高のレースといわれる凱旋門賞は、わずか8頭という少頭数で行われた。頭数が少なかった理由としては、「ディープインパクト、ハリケーンラン(前年の凱旋門賞馬)、シロッコ(前年のブリーダーズカップ・ターフの覇者)という3強の牙城を崩すのは難しい」、と判断...

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第13話 汚名返上

名馬,ディープインパクト (2006年11月26日「ジャパンカップ(GI)」(東京芝2400)フランスでの禁止薬物騒動を吹き飛ばす快勝。これで通算6つ目のGIをゲット。) 話は前後するが、ディープインパクトが帰国したのは、凱旋門賞の3日後、すなわち10月4日にことであった。当初の予定としては、帰国1戦目に天皇賞(秋)を使う予...

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第14話 ラストラン

ディープインパクト,名馬 (2006年12月24日「有馬記念(GI)」(中山芝2500)結局は余裕の勝利。まさに「力の差」としか言いようのない内容で、有終の美を飾った。) ジャパンカップの快勝でディープインパクトの強さが再確認され、その上でラストランとなる有馬記念を迎えるわけだが、菊花賞や凱旋門賞のときのようなファンの熱気は...

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